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昨日、術後4回目の診察でした。
8時20分頃、受付に診察券と予約の紙を付けて提出。
後、地下の売店で読売新聞を購入。(家は毎日新聞)
9時前に呼ばれ尿採取と血液検査のため1F⇒2Fへ・・・
今日は55番でいつもより早かったです。
長いすにすわり順番待ちをしていると、同じ職場の人と偶然会い、しばし雑談。
20分?程で採血。
10時半?頃診察
PSA値:0.01
先生はローテーションでいつも違う先生です。
先生に質問、前回は0.01>で、0.01との違いは?
答え:問題はないので、余り考えないように・・・
   あと、しばらくは1ケ月毎にPSA測定します。
   尿失禁の薬も出しておきます。

【ここで考えてみますが・・】

・退院の前日に主治医の説明では、
 切り取った前立腺は、病理検査の結果、一部断端陽性(がんが残存)の説明でした。
 (紙に記入されたものを持っているので間違いはありません)
 前立腺全摘出後はPSA値が0.2になると再発の記載有り。
 0.2になるまでの期間、グリソンスコア等により、再治療開始のようですが、放射線治療にしても
 週5日で7週間の治療期間が必要だそうです。
 いずれにしても、まだまだ大変です。
 とりあえず助かった命に感謝!!感謝!!

現在、「東日本大震災」で亡くなられた方々、被災された皆様の事を思うと・・
 なお、大勢のがん闘病されている皆さんの事を思うと・・胸が痛みます。
 生かされている自分に何ができるのか?// ただ漠然と生きるのでなく、少しでも皆さん方の
 ためになることは何なのか?/真剣に考えます。
 思うだけでは、何にもならない。
 少しでも自分の記事がお役に立てたら・・ 


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【PSAの再発について】
・退院直前に、主治医から摘出前立腺の細胞組織について、一部断端陽性の診断でした。
 なお、グリソンスコアも生検時は7(中分化型:まずまずおとなしい癌)でしたが、摘出細胞のなかに8以上(低分化
型:たちの悪い癌)もありました。
 これらのことから退院後のPSA検査は、かなりプレッシャーとなりました。

 ①術後、約1ケ月のPSA値:0.24
ネットでいろいろ調べると、血液に一度放出されたPSAはすぐには消えないため次回に下がるかどうか・・

 ②術後、約2ケ月のPSA値:0.01
  最小値まで下がっていました。⇒ひとまず安心しました!!

③術後、約3ケ月のPSA値:0.01>
  また、最小値でした。⇒とりあえず安心しました!!

・前立腺全摘出手術を行っても、約35%の患者さんに、10年以内にPSAが上昇するそうです。
 問題はPSA値が倍になる期間が短いと増殖速度が早いためその後の予後は悪い。
 また、グリソンスコアが高いほど(たちの悪い癌)予後が悪い。

 これらのことから、まだPSA再発の可能性はあるため、完全には安心出来ません。

 ただし、前立腺全摘出手術をされた方は、たとえPSAが再発しても、放射線治療、ホルモン治療等が受けられ
 る。最初に放射線治療を選択された方はホルモン治療しか選択出来ない。
 一般的には前立腺全摘出手術後、何もしなくても7~8年は問題がないそうです。

 これらのことから、自分は本当に命拾いした思いです。

 ここで、手術をして頂いた主治医の先生方、並びに入院時にお世話になった看護士の皆さん方に改めて御礼を申
 し上げます。

【PSA検診の必要性について】
・私の場合は、完全に「助かった命」と思っています。確かに命に影響を与えないような「前立腺がん」でした
 ら、経過観察もあります。「初期の前立腺がん」は特有の症状がありません。PSA検診のない時代に何らかの症
 状が出て泌尿器科を訪れる患者さんは、ほとんど「転移がん」の状態だったそうです。なお、早い段階で万一
 「がん」が発見された場合でも、有効な治療方法がいろいろあります。
 
 PSA検診せずにあれこれ想像するよりも、皆様には、一番大切な命を失わないためにPSA検査を受けることを絶対
 にお勧めします。

 

「前立腺がん」と宣告されて

初めてブログに投稿します。
私も「前立腺がん」で闘病している多くの皆様のHPやブログを拝見し、大変勇気づけられました。
同じような経験をされている方に、少しでもお役に立てたらとの思いで記載します。

今日はH23年5月4日ですが、本日からのスタートです。
過去形の記述となりますがお許し下さい。(日付など、病院の領収書からの思い出しです)

H22年10月25日に友人が会社に見えました。
そういえば、1ケ月に1度位の頻度で見えるのが半年以上も会っていませんでした。
ひととおりの世間話しの後、ずぼんを下げ何をするのかと思ったら、臍の所から真下に切り込んだ傷口を見せてくれました。「前立腺がん」の手術で前立腺の全摘出手術を、とある大学病院で手術したとのこと。その時、前立腺の異常は、血液検査で簡単にわかることなど等、いろいろ話してくれました。
ちょうど自分はその時、膀胱結石のため下腹が重く、松山市内の病院の泌尿器科にかかっていて、10月26日が診察日でした。さっそく病院で、診察前にPSAなる血液検査と膵臓の血液検査を依頼しました。人間ドッグではオプションでの検査で、これまで一度もしたことはなく初めての検査でした。膵臓をしたのは兄が「膵臓がん」で59才で亡くなっていたのが影響しています。
血液検査結果は、膵臓は問題なく、前立腺はPSA値38.17ということでした。
先生の診察時、あっという間に肛門から手蝕され、前立腺の組織を採り検査の必要がある、と云われました。
これはただごとではないなぁと思い、ネットで「前立腺がん」のことをいろいろ調べました。
PSAは0~4までが標準値で、38.17という数値はとても高く、気分が一気に落ち込みました。

①H22.10.26:膵臓、前立腺の血液検査⇒PSA値38.17
②H22.11.2~4:生検入院
③H22.11.11:採取組織10箇所のうち5箇所から「がん細胞」有り、グリソンスコア7(中分化)
④H22.11.16:CT、前立腺MRI、骨シンチ検査
⑤H22.12.3、10:病理説明

・CT検査で膵臓の精密検査が必要となりました⇒3cmの腫瘍?有り


⑥H22.12.13:膵臓の超音波内視鏡検査(EUS)
⑦H22.12.14~27:膵臓の検査入院⇒内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)
急性膵炎を起こし2週間の入院となる。・・膵臓に水嚢胞有り:良性の診断
⑧H22.12.28:前立腺全摘手術のための自己液400cc採血
⑨H23.1.5:自己液400cc採血


⑩H23.1.13~28:・腹腔鏡下前立腺全摘徐術を受けるため入院(1.14に手術を受けました)        
         ・退院前に摘出前立腺の病理説明⇒一部断端陽性、高~低分化がん

⑪H23.2.10:PSA検査0.24・・尿失禁の薬が処方される。
⑫H23.3.17:PSA検査0.01・・尿失禁の薬が処方される。
⑬H23.4.27:PSA検査0.01・・尿失禁の薬が処方される。


【前立腺がんを宣告された時の心境】H22.11.11
・主治医から当日は家族も同伴するよう依頼がありましたが、女房は入院中のため1人で聞くことになりました。
「こんなはずでは・・」と気ばかりあせり、主治医の説明もうわの空で、余り理解出来ませんでした。
 ただ、ネットなどで「前立腺がん」は、一般的に進行が遅く、転移がなければ治療により根治も可能であること
 は理解していましたが、PSA値が高いため自分の場合は転移しているのでは?と、とても不安でした。

【検査後の説明を受けた時の心境】H22.12.3
・娘同伴で説明を受けました。「前立腺がん」は限局B2で転移無し。今後の治療は手術か放射線か決めて下さいと
 のこと。⇒とりあえず、ほっとしました。
 ただし、CT検査所見で膵臓の動きがおかしいので胆・肝・膵センターで診察を受けるよう指示されました。
 ⇒「膵臓がん」の恐怖でまた落ち込みました。・・一応現在は、膵臓の水嚢胞は良性の診断ですが、グレーでい
 つ悪性に変わるかも・・半年毎に膵臓のMRI検査が必要(6月に予約)

【手術か放射線かの選択】H22.12.10
・HPやブログで皆さんが悩まれたのと同様、自分も随分悩みました。
 手術の場合、自分のPSA値だと勃起神経切断はやむおえないと覚悟していました。
 あと仕事は、60才以降も以前と同じ職場で、契約社員の立場で勤務していて3週間以上連続で休むのは無理なと
 ころがありました。(放射線治療だと、週4日、7週で照射時間は5分程度)
なお、当院は腹腔鏡下における手術が可能で、比較的短期間の入院で良いとのこと。
 以上、総合的に判断し、一番根治が可能な前立腺全摘出をして頂くことにしました。

【手術後の尿失禁の状況】H23.1.14~
・病院入院中:尿を自分の意志で止められない。⇒一日に紙おむつ2枚、パッド:6~7枚交換
・退院後1~2ケ月:尿を自分の意志で止められない。⇒一日に紙おむつ2枚、パッド:4~5枚交換
・退院後3ケ月:尿を少しづつ自分の意志で止められ出した。⇒一日に紙おむつ1枚、パッド:2~3枚交換
・退院後4ケ月:尿を自分の意志で止められ出した。⇒一日に紙おむつ1枚、パッド交換不要
 (動きのなかで、尿漏れ有り。特に夕方多い。くしゃみ、オナラ、体操ジャンプは必ず漏れる)                   




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